2007年9月台風9号による軽井沢地方の倒木被害 ー軽井沢の本来の自然を知るー

icon_1r_482007年9月台風9号による軽井沢地方の倒木被害 ー軽井沢の本来の自然を知るー、軽井沢自然地理研究会、2009年9月

2007年9月に、軽井沢地方は10万本ともいわれる大量の倒木が発生しました。そして数日以上の大停電、交通杜絶などが発生、町民や観光事業に甚大な被害をもたらしました。
調べてみますと、軽井沢地方は大体、20年に一度の頻度で大倒木災害が発生しています。防災は、過去の災害から学ぶことから始まります。本来なら、行政当局が被害調査をするのだと思いますが、そういった動きが見えませんでしたので、私達で調べた結果がこの報告書になりました。
法律で各市町村は地域防災計画を定期的に作ることになっています。軽井沢町もそれを作っているのですが、軽井沢における最も頻度の高い倒木は対象になっていません。繰り返し、倒木も想定災害に入れるようにお願いしているのですが・・・。